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【プロフィール】


大谷玲子 (おおたに れいこ) Reiko Otani


Photo: (c)K.Miura大阪府出身。桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業、同大学研究科修了。
文化庁在外芸術家研修員として、1996年よりベルギー・ブリュッセル王立音楽院に学び、1998年同大学院を最優秀賞を得て首席で卒業。
これまでにヴァイオリンを東儀祐二、曽我部千恵子、原田幸一郎、小栗まち絵、江藤俊哉、イーゴリ・オイストラフの各氏に師事。

また、桐朋学園在学中にミシェル・オークレール、フェリックス・ガリミア、ドゥヴィー・エルリー、ザハール・ブロン、ピンカス・ズッカーマン、チョー・リャン・リン、グァルネリSQら各氏のマスタークラスを受講、更にその後ヴォルフガング・マーシュナー、ヘルマン・クレバース、イフラ・ニーマン、ルジェーロ・リッチ、ジャック・ゲステム、フランコ・グッリ、イダ・ヘンデル、エドゥアード・シュミーダー、イゴール・オジム、アナ・チュマチェンコ、クリシュトフ・ヴェグジンら各氏のマスタークラスを受講。

1987年全日本学生音楽コンクール中学校の部全国大会第1位。1993年日本音楽コンクール第1位、併せて増沢賞、海外コンクール派遣特別賞などを受賞。1996年ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールで最高位入賞、併せてヴィエニャフスキ協奏曲、ソナタ、ポロネーズの各最優秀演奏者賞を受賞。更に、シュポア、日本国際、エリザベート王妃、ハノーヴァー、シベリウスと、主要な国際コンクールにおいて数多く入賞。

以後ヨーロッパ各地やロシアなどで活発な演奏活動を展開し、ブリュッセル・モネ劇場やアムステルダム・コンセルトヘボウでのリサイタルをはじめ、中でもポーランドでは1996年にワルシャワ・フィルハーモニー大ホールでデビューして以来、ショパン国際音楽祭出演のほか、数度にわたる国内ツアーを行い、テレビ、ラジオでも放送された。

1999年モーツァルテウム夏期国際音楽アカデミーでのモーツァルト協奏曲コンクールで優勝し、ザルツブルグ市長賞を受賞、ザルツブルグ音楽祭に出演(モーツァルテウム大ホール)。

2000年にはホーランド・ミュージック・セッションのコンサートアーティストに選ばれ、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホールにて、フィリップ・アントルモン指揮=オランダ室内管弦楽団と共演。

オーケストラとの共演はこの他にも数多く、ユーディ・メニューイン指揮=ワルシャワ・シンフォニア、ベルギー・ロイヤル・フランダース・フィル、ドイツ・ハノーヴァー放送響など欧州のオーケストラをはじめ、国内でも東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団、大阪センチュリー交響楽団等と共演。

皇居内桃華楽堂での御前演奏、東京・王子ホールでの毎日ゾリステンのリサイタルなど、既に国内でも活発な演奏活動を行っているが、ソリストとしての活動のほか、室内楽に対する関心も高く、アメリカのサンタ・フェ、ラ・ホヤ両室内楽音楽祭に出演、また2002年にはピアノ・佐藤美香、ヴィオラ・安藤裕子、チェロ・林裕の各氏と、室内楽グループ"Opus 1"(オーパス・ワン)を結成、注目を集めている。

サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして2001年から毎年サイトウ・キネン・フェスティバルに出演、2004年にはヨーロッパ・ツアーに参加。また、いずみシンフォニエッタ大阪のメンバーも務め、東京のオペラの森にも毎年出演している。この他、倉敷音楽祭など各地の音楽祭に度々出演。

2002年の演奏活動に対し、関西の評論家で構成される関西音楽クリティッククラブより「音楽クリティッククラブ奨励賞」、大阪市より「咲くやこの花賞」、またABC音楽財団より「ABC音楽賞クリスタル賞」をそれぞれ受賞。

2003年は、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、いずみシンフォニエッタ等と共演、また神戸・松方ホール、東京・浜離宮朝日ホール等でリサイタルを行う。松方ホールでのリサイタルではライブ録音を行なう。
2004年は、大阪センチュリー響、大阪フィル、札幌交響楽団との共演をはじめ、1月京都アルティでのリサイタルや、5月大阪倶楽部でのイザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ全6曲リサイタルなどを行った。
2005年は、ハンガリー・リスト室内管弦楽団とモーツァルトの協奏曲第4番、第5番を共演、東京シティフィルハーモニック管弦楽団定期演奏会でシベリウスの協奏曲(指揮・飯守泰次郎氏)、大阪センチュリー交響楽団定期演奏会でチャイコフスキーの協奏曲(指揮・小泉和裕氏)を演奏したほか、岩城宏之氏指揮・大阪センチュリー響、西本智実氏指揮・大阪シンフォニカー、山下一史氏指揮・関西フィル、佐藤俊太郎氏指揮・京都フィル、秋山和慶氏指揮・大阪フィルと共演。また2006年3月にはNHK-FMシンフォニーコンサート公開録音で東京フィルと共演。また5月大阪フィル、6月仙台フィルと共演、7月には関西フィル定期演奏会にてドヴォルジャークの協奏曲を共演。
2007年は京響、大阪シンフォニカー響、大阪センチュリー響、京フィルと共演するほか、イザイの無伴奏ヴァイオリンソナタ全曲リサイタルを京都と東京で行なう。
2008年、ファーストアルバムCD「イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ全6曲」をリリース、レコード芸術誌で特選盤に選ばれたほか、各誌にて絶賛された。

現在、京都市立芸術大学、相愛大学、及び兵庫県立西宮高等学校音楽科の非常勤講師として、後進の指導にもあたっている。

(2010年4月現在)

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