【室内楽歴】

大谷玲子 (おおたに れいこ・Reiko Otani) 室内楽歴

 桐朋学園大学音楽学部、及び同研究科にて、室内楽を原田幸一郎、三善晃、青木十良、江藤俊哉、井上直幸、毛利伯郎、徳永二男、鈴木良昭の各氏に師事。また、グァルネリ弦楽四重奏団、ピンカス・ズッカーマン、フェリックス・ガリミア、ピエール=ロラン・エマール(アンサンブル・アンテルコンテンポラン)、ピーター・ウンジャン(東京クァルテット前第一ヴァイオリン奏者)、ディビッド・フィンケル(エマーソン弦楽四重奏団チェロ奏者)の各氏らのマスタークラスを受ける。

 大学在学中、ベッティーナ弦楽四重奏団(第二ヴァイオリン:島原早恵、ヴィオラ:安藤ふみの、チェロ:工藤すみれ)を結成し、第一ヴァイオリン奏者として、今井信子氏音楽監督インターナショナル・ヒンデミットフェステバルや、鎌倉芸術館主催「三善晃のシューベルティアーデ」演奏会に出演するなど数多く活躍。
96年には、アメリカのサンタ・フェ室内楽音楽祭、及びラ・ホヤ室内楽音楽祭に、レジデント・カルテットとして招待され、カーター・ブレイ(ニューヨーク・フィルハーモニック首席チェロ奏者)、大山平一郎の両氏らと共演するなど、一ヶ月にわたり数多くの演奏会に出演、地元紙に絶賛される。
 桐朋在学中は他にも二重奏から四重奏まで数多く室内楽を組み、同大学室内楽演奏会に度々出演。

 96年よりベルギー・ブリュッセル王立音楽院大学院マスターコース(ヴァイオリン専攻)にて、室内楽をヴィヴィアン・スパノーヘ氏に、また98年より同大学院マスターコース(室内楽専攻)にてファン・デ・フォンデル氏に室内楽を師事。2000年同音楽院大学院マスターコース室内楽専攻課程2年次を修了(同音楽院全在校生中、室内楽でただ一人満点を得る)。

 
2002年、ピアノ・佐藤美香、ヴィオラ・安藤裕子、チェロ・林裕の各氏と室内楽グループ”Opus 1(オーパス・ワン)を結成し、2月大阪・いずみホール、東京・紀尾井ホールにてデビュー。以来、古典から現代まで、多様な編成でのプログラムを特徴とし、活動を続けている。

(2004年1月現在)

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